普通のヒガンバナにみえますが、よく見るとおしべがありません。「紅孔雀」、「球磨川」など4タイプほど知られています。リコリスのなかまです。日本のヒガンバナハは3倍体で種子ができません。中国から稲作と共に伝わり各地で増えたとされています。
【3倍体】・・・普通の動植物の遺伝子の染色体は一組2セット(2倍体)です。まれに4セット(4倍体)の個体があります。これは植物では多く見つかっています。2倍体と4倍体を交配すると3倍体の個体ができます。3倍体は不稔(種ができない)です。タネナシスイカも3倍体です。