トキワシノブ青根 「 翡翠 」 2016年4月9日 トキワシノブの変わりは、石化が2タイプ知られています。 今回紹介しますトキワシノブは、青根カズラのようなトキワシノブです。 これは、たくさんのトキワシノブの中から見つかった大変珍しい物です。 多分私の知る限りでは、初めて見つかったものだと思います。 澄んだ緑色の根茎から 「翡翠」(ひすい)と名づけました。 緑の根茎がとても美しく、一目見てこれはすごいぞと思いました。 トキワシノブ 「 翡翠 」(ひすい)
コシノカンアオイ八重咲き 2015年3月19日 カンアオイの八重咲きのなかでも、コシノカンアオイの八重咲きは大きく存在感があり、とても気に入っています。他にはユキグニカンアオイの緑花八重 「蝶の六舞」の実生から作出された素心の八重咲き 「翆鵬」も大変美しいと思います。 「越の風車」 ユキグニカンアオイ八重咲き 「蝶の六舞」 (東山植物園展示会にて撮影、私の株より作りがすばらしい) ユキグニカンアオイ素心八重咲き 「翆鵬」
セッコク「紅炎」 2012年4月26日 昨年(2011.7.1)のカラタチ「香のけむり」の時、三芸品の説明でセッコク「紅炎」を紹介しました。花が着きましたので見てください。①斑入り、②アメ矢(茎が黄色)、③赤花(アメ矢ですと普通は白花)。 カラタチ「香のけむり」より珍しいカラタチ「竜神」も近いうちに紹介します。 春はいつも忙しくて、書き込みが出来ていません。4/24~5/6まで東山植物園にて毎年の展示会を開いています。(もう始まっています)
福寿草 三段咲き 2012年3月29日 アネモネ・コロナリアのダブルの花に似ていると思ったのが福寿草の三段咲きです。福寿草は名古屋では無理と思っていました。昨年いろいろ手に入れた株が全て作上がりして咲いたので、もっと集めたくなりました。 三段咲きは、咲き始めと終わり頃では全く別の花になります。花というよりは、葉のようになってしまいます 福寿草 「白宝」 咲き始めはレモンイエローですが徐々に白くなってきます。
ヒガンバナ八重咲き 2011年10月5日 普通のヒガンバナにみえますが、よく見るとおしべがありません。「紅孔雀」、「球磨川」など4タイプほど知られています。リコリスのなかまです。日本のヒガンバナハは3倍体で種子ができません。中国から稲作と共に伝わり各地で増えたとされています。 【3倍体】・・・普通の動植物の遺伝子の染色体は一組2セット(2倍体)です。まれに4セット(4倍体)の個体があります。これは植物では多く見つかっています。2倍体と4倍体を交配すると3倍体の個体ができます。3倍体は不稔(種ができない)です。タネナシスイカも3倍体です。
折鶴松 (おりづるまつ) 2011年8月29日 折鶴松は、一葉松と同じく昔からある品種です。地味な芸(特徴)ですから売店などでは、見過ごされ売れません。当然増やされなくなって現在に至ってます。松葉の先端が折れ曲がっている所から名付けられました。
鈴虫剣 (すずむしけん) 2011年8月27日 葉変わりの一つに「鈴虫剣」というものがあります。スズムシのメスの産卵管のようなトゲ状の突起のことを指し、いろいろな植物で見つかっています。 アオキ細葉 椿 「 唐弁天 」 ノキシノブ「鬼面童子」
一葉松 (黒松 ・ 赤松) 2011年8月23日 松の葉変わりの「一葉松」は、名前の通り1本しか葉がありません。よくみると2本の葉が離れていなくて1本になっています。たまに途中まで分かれている葉があります。 他に松の葉変わりとしては、葉の先が折れ曲がっている「折鶴松」があります。
変化朝顔 2011年7月28日 名古屋朝顔の展示会場の一角に例年、変化朝顔が展示されています。私はこちらを楽しみにしています。種子が出来ない(オシベ・メシベがない)、それに一年草なので、変化朝顔を維持していくことは大変な労力が要ります。兄弟株の普通の朝顔を咲かせる株(変化朝顔の遺伝子をもっている)から種子を採り選抜します。