先日(10/2)に開かれた展示会の別のセッコクを紹介します。
長生蘭(セッコク)は本来、中斑が人気があるのですが、はやりの変化葉(対生葉・獅子葉など)が多く出品されていました。
【中斑】・・・葉の中央に、白やクリーム色の葉緑素のない部分があり、まわりが緑の帯状になった葉の事をいい、中斑になると茎(軸)も葉緑素がなくなり黄色になります。これを長生蘭では、アメ矢と呼び珍重します。右下の写真 「岩つつじ」は中斑でアメ矢です。中段左の 「飛雲閣」は、中斑に似ていますが中心部に緑が入り、完全な中斑ではないので、アメ矢になっていません。セッコク以外ではアオキの「名月」も中斑で、茎が緑色ではなく、黄色です。