ボタン 「 初烏 」(はつがらす)

ボタンの黒花で有名な花です。もう一品種 「黒光司」(こっこうつかさ)も良い花です。黒といっても黒椿のようなこげ茶色の花色です。友人の絵の先生が、このボタンの事を大変気に入り、オシベが金粉をまぶしたようで、日本画を見ているようだと感激していました。写真より実物が良い花です。

トケイソウ・インセンス Passiflora ‘Incense’ 

パッションフルーツの仲間のトケイソウは、耐寒性がないと思い興味を持っていませんでした。昨年秋に奈良公園に行った折、民家の生垣にトケイソウが咲いているのを見て、耐寒性があることに驚きました。それならばと、少し調べるとインセンスという品種が面白いと思い、即入手して来ました。そのまま外に放置してた所、枯れずに新芽が出てきました。夏咲きのクレマチス、テキセンシスと共に、フェンスや生垣にお勧めと思います。

インセンス

 

インセンスは北米のインカルナータ(p.incarnata) と南米のキンキンナータ(p.cincinnata) の交配種です。芳香があるそうですが、私は、外に置いてあるので気がつきませんでした。

 

 

 

チベタヌス h.thibetanus

友人のY氏の所で、咲いていたクリスマスローズのチベタヌスです。山手なので敷地に沢がありその脇に何株か植えてありすべて元気に育っていました。中国の自生地に行った方の話ですと川の源流部のガレ場で、水が下に流れている様な場所だそうです。

日本に輸入されている株はすべて採集品のため現地はかなり荒れていそうですね、アツモリソウ(中国産)もほとんど採集品です。どちらも日本の気候では育てる事がとても難しいです。

 

青花シャガ

シャガの青い花見たことありますか?シャガはもともと中国原産と言われています。日本のシャガは白花ですが中国には、青色のシャガが自生しています。

私の友人が中国産の、色の薄いタイプと濃いタイプを持っていましたので3年ほど前に分けて頂きました。濃いタイプも良いですが、薄い花も中々綺麗ですよ。

日本のシャガと同じでランナーで良く増えます。

 

つぼみの色が素晴らしい

薄い色も良い雰囲気です。

 

 

矢じり拾い

以前から興味を、持っていた石器の矢じりを探しに行っています。旧石器時代の後期(約1万年前)の頃の物が作りが丁寧です。

主に、畑などの耕作地(畑の地主さんの許可を得て)で探します。雨上がりがベストです。虫を探すのと少し似ていて楽しいです。

大きさは1円玉くらいで土の表面に露出しています。

 

見つけた時の喜びは大きく感動します。それは、この矢じりを使っていた1万年前の人と同じ場所に立って、同じ景色を見ているという事からです。

日本中遺跡だらけです。大昔から人が住んでいた所は、今も住み易いので住宅地になっています。空き地もありますがほとんど草地になっていて探すことができません。唯一地表の露出している所は、畑などの耕作地で、たえず土を掘り返しているので見け易くなっています。

遺跡の目安

・ 日当たりの良い広場(台地)

・ 近くに水場がある。

・ 土が黒い。(昔から人が住んでいるから、有機物が多い)

黒曜石の矢じり

黒曜石は長野県の和田峠に縄文時代の採取跡があるそうです。

トキワシノブ青根 「 翡翠 」

トキワシノブの変わりは、石化が2タイプ知られています。

今回紹介しますトキワシノブは、青根カズラのようなトキワシノブです。

これは、たくさんのトキワシノブの中から見つかった大変珍しい物です。

多分私の知る限りでは、初めて見つかったものだと思います。

澄んだ緑色の根茎から 「翡翠」(ひすい)と名づけました。

緑の根茎がとても美しく、一目見てこれはすごいぞと思いました。

トキワシノブ 「 翡翠 」(ひすい)

 

ディッキア Dyckia

最近の私のお気に入りです。

あまり聞きなれない方も多いと思います。トゲトゲの葉がとてもクールです。

南アフリカ原産のパイナップル科の多肉植物です。出回っている株はほとんどハイブリッド(雑種)です。

日当たりの良い屋外で育てます。

近いうちに、販売もします。

多肉植物

昨年から引き続き多肉植物のブームになっています。そこで、知り合いの農園に多肉植物を見に行って来ました。私好みの多肉を少し撮って来ました。

 

エケベリア属 Echeveria (ベンケイソウ科)

 

 

 

 

 

 

クラッスラ属 Crassulaceae (ベンケイソウ科)

 

 

 

ハオルチア属 Haworthia

 

 

アガベ(リュウゼツラン属) Agave