ギボウシ

ギボウシも私の好きな植物です。今まで特に印象に残ったのは、ニセコの中腹に広がる湿地に花の高さ1mぐらいの大きなギボウシが、一面に咲いていた景色や、山梨でオオクワガタを探している時に、クヌギ林のなかに高さ約1.5メートルの花が咲いていて、その当時ギボウシにはあまり興味がなかったのですが、一緒に行っていた植物の好きな友人が、こんな大きなギボウシは見たことがないと驚いているので、あらためてよく見ると本当に大きかったです。今でも林が残っていれば生えているかもしれません。もう一度見てみたいと思います。

                    オオバギボウシ

                    ギボウシ「金星」 左のカラス葉はサクラです。

                    ギボウシ「 タトゥー 」 変わった斑入りです。

私の好きなギボウシを順次紹介していきます。

もう一つ、思い出しました。それは徳島県の祖谷村(いやむら)現在は三好市、平家の落人村やカズラ橋で知られています。当時(約30年前)大学の先輩が祖谷の学校に赴任しており、遊びに行く事になり釣り竿と捕虫網を持って出かけました。大変な山奥で民家は山の中腹以上に建っており、車の道がありません。道も狭くすれ違えないので、対向車が来ると戻らないといけません。先輩が言うにはそんな事をしていると何時までたっても着かないから、「ここでは気合が大切、とことん突っ込んでいきなさい」これには驚きました。学校の事をいろいろ聞くと一番大変なのは、家庭訪問といいます。なにせ車の道がほとんどないので、見えているのに、つり橋を渡って一時間歩くというのが多いそうです。教師の宿舎も校庭にあるそうです。知り合いの家に連れてってもらい蕎麦をご馳走になりました。私たちの為に朝から蕎麦の実を挽き打ってくれた蕎麦は絶品でした。数多く蕎麦を食べましたが、これを超える蕎麦に出会っていません。話がどんどん脱線して行ってしまうのでギボウシにもどります。釣り竿を持って行ったのは、アメゴ(現地の方言アマゴの事)を釣るためで、祖谷川で釣っていると、渓流の岩場一面に中型(30cm)のギボウシが咲いていました。咲き方に特徴があり花茎の上の方でかたまって咲いていました。カンザシギボウシと呼ばれています。

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