南アルプスにシナノショウキランを見に行って来ました。ちょうど良い花頃でした。昨年の3倍くらいの株立ちで咲いていました。アオチドリ、カモメラン、フタバラン、ホザキイチヨウランも咲いていました。シナノショウキランは、最近(2001年)新種に登録された腐生ラン(無葉ラン)の仲間です。以前はキバナショウキランの地域変異として扱われて来ました。ショウキラン(鐘馗蘭)の名前の由来は、花を頬当(ほおあて)をした武者の顔に見立て、鬼を追い払う鐘馗(しょうき)を連想して呼ばれるようになったと言われる。
【腐生ラン】ムヨウラン(無葉ラン)ともいい、葉はなく花だけ咲く。栽培はできません。キノコと同じように生える場所が限定される。